ルークの位置


ルークについて考えられること

キャスリングによる影響
キャスリングしない方のルークの活用
どこにオープンファイルができるか?
どこにオープンファイルを作るか?
オープンファイルにルークを置いて活用



Chess960 のルール上、2つのルークの間にキングがあります。どちらにキャスリングしやすいかは、キングの位置とルークの位置によるだけではなく、キングとルークの間に何のピースがあるかにもよります。一般的にはキングが h サイドにあれば 0-0 しやすく、 a サイドにあれば 0-0-0 しやすいです。

上図の場合、g1 か h1 にもう1つのルークがある場合と、a1 ~ c1 にもう1つのルークがある場合があります。それぞれの状況でどちらにキャスリングしやすいか1度確認しておくと良いでしょう。

ルーク前のポーンを進めることもよくあります。センター支配、スペースを得る、ビショップまたはクイーンの利きを開く、相手ポーンにぶつけてハーフオープンファイルを作る、などの目的で。




h1 にもう1つのルークがある場合は 0-0 するのに Rf1 を動かす必要があります。




f1 にキングがあれば初手で 0-0 できます。キングが a サイドにある場合は 0-0-0 
する可能性も高いでしょう。

0-0 した後、相手ルークが g ファイル上に残っている場合も考えられるため、0-0 するには注意が必要です。




a または h ファイルにルークがある時は特に、相手がどちらにキャスリングするか、状況をよく見てからキャスリングしましょう。例えば、白が h サイド キャスリングした時、Ra8 があると ...h5 などで攻めこんでくる可能性があるからです。




1.d4 が候補手の1つとなるでしょう。 1.e4 や 1.c4 とすると ...d5 とされる可能性があるため注意しましょう。

b1 か c1 にキングがあると、0-0 は時間がかかります、また 0-0-0 する場合は Rd1 を動かす必要があります。




Kb1 の場合はどちらにキャスリングするにも時間がかかります。キャスリングに時間がかかるのは相手も同じなので、キャスリングは相手の状況を見て、適切なタイミングで
行えば OK です。
Kb1 の時はキングの安全上 1.c4 は良くないでしょう。

キングが d1 ~ g1 にあるならどちらのキャスリングも考えられます。




隣ファイルのポーンを進めるとルークがビショップやクイーンに狙われたりするので注意しましょう。

また、a1 にルークがない時は a ポーンが狙われやすくなるので覚えておきましょう。 
a3 とすれば b2 ポーンに守られた状態ですが、a3 とした後 b4 とすると a3 ポーンが backward pawn になりクイーンなどに狙われやすくなります! 

ちなみに h1 にルークがない場合も h ポーンが狙われやすくなりますが、早期に
0-0 できればそれほど問題ないでしょう。

あえて相手に a2 ポーンや h2 ポーンを取らせてハーフオープンファイルを作ったり、a2 ポーンを取ったビショップやクイーンを b3 で閉じ込める、または行動を制限させるというようなこともマスターのゲームでみかけます。




Ra1 については特に問題ありませんが、もう1つのルークが c1 や d1 にあると
キャスリングは時間がかかります。


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