初手を指す前の安全確認


#543


Chess960 の局面について実際に考えていきます。普通はまず自分側の駒配置を見ると思います。それでももちろん良いのですが、私は相手の駒配置を先に見て安全確認
するようにしてます。

安全確認 1
相手のビショップとクイーンの利きが開いた時、自分側の駒が攻撃されるか? 
攻撃される場合、どう対処すべきか?

上図の局面では c7 ポーンが進むと Bb8 が h2 ポーンを攻撃します。また、f7 ポーンが進むと Qg8 が a2 ポーンを攻撃します。初手を指す前にこれを考えないと不利を招く可能性があります。




h2 ポーンはナイトとクイーン、ルークに守られているため、とりあえず大丈夫そうです。
a2 ポーンは Bb1 に守られていますが、Bb1 が展開した場合守りがなくなるため注意が必要です。 

a2 ポーンを Qg8 の攻撃から守るのに
Nb3 とする
b3 とする
a3 とする

など考えられます。Bb1 は展開する可能性があるため、Bb1 が a2 ポーンを守っているのをあてにしない方が良いでしょう。




安全確認 2
キングとルークの斜め前ポーンが動くと、斜めから相手ビショップやクイーンに攻撃を受けて不利となることが多いため、キングとルークの斜め前ポーンを動かす時は事前に
安全確認しておきましょう。

例えば上図で、1.e4 とすると黒から ...Bg4 とされるとルークが攻撃され、f3 で防御できますがポーンストラクチャーに影響します。また、1.g3 または 1.g4 とすると、黒から ...Bb7 とされた場合対応を考えねばなりません。




安全確認 3
自陣で守りのない駒を確認。初配置で Na1 と Bb1 は守られていません ( Na8 と Bb8 も守られてないことが分かります )。また、マイナーピースが展開した後守りがなくなる駒もある程度確認しておきましょう。 

0-0-0 した後、a ポーンの守りがなくなることが多いので注意しましょう。上図の局面では Qg8 の利きが a2 に及んでいる場合、特に気をつける必要があります。

キングとクイーンは守りの確認は必要ないですが、相手のビショップやナイトに攻撃されないか気をつける必要はあるでしょう。

 

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